提供コンテンツ例:三重県立松阪高等学校様の事例
三重県立松阪高等学校では、高校2年生全学年320名が対象。『自分のワクワクや強みを知って自分らしく輝やこう!』をテーマに、JSBN運営メンバーが企画し、午前午後の二部制(各160名)でオンライン授業を開催しました。
①事前課題
JSBN代表真坂の講演動画視聴
自分のモチベーションの源泉やなりたい自分像を探る指針となる質問の回答をフォームで提出
②グループディスカッション(25分×2)
生徒8名対ゲスト1-2名、前半は自己紹介、事前に視聴した真坂による講演の感想およびゲストのライフストーリーの共有、質疑応答。後半は事前課題回答の深堀りをしながら、どんな社会にしたいか、どのように関わっていきたいかについて話し合いました。
③まとめ(5分)
ライフワークの探し方のヒントになる、三つの円を作ってみよう。
③全体での学びの共有(25分)
クラス単位ではなく、各班の8名が4つのグループに分かれ、イベントを通じて思ったことや、これからの行動目標などを発表しました。
導入学校様からの声(オンラインで実施)
【三重県立松阪高等学校】
西根 正子 教頭
当初、希望生徒を対象とした小規模な出張授業を企画していましたが、その機会は新型コロナウィルスに奪われました。しかし「生徒は家から出られないが全員がオンラインでつながっている」この環境を利用しない手はない、と急遽相談させていただいたところ、打ち合わせもすべてオンラインで対応いただき、しかも2学年全員参加という想定以上の形で『オンライン出張授業プロジェクト』を実現することができました。
生徒は真坂さんの講演を事前にYouTubeで視聴、Web上で結果を共有できる事前アンケートにあらかじめ自分の思いをまとめた上で、当日のオンライン会議システムを使ったグループディスカッションに臨みました。319人を少人数グループにするために、2部制にした上で25名ものゲストに参加をしていただきましたが、東京から片道3時間半離れた地方でこれが実現できたのもオンラインだからこそです。
「大人しく遠慮がちな生徒たちが一歩踏み出す勇気を持つ」「自分をみつめ自分らしく社会に貢献する」そのためのきっかけの一つになればと企画しました。オンラインという慣れない環境でしたが、事後アンケートでの生徒の満足度は高く、中でもグループディスカッションに最も刺激を受けたことがわかります。終了後、議論を続け深めたいと自ら申し出た生徒もあらわれました。この踏み出した生徒の一歩を大切にして、JSBNの皆さまにもご協力いただきながら、今後は生徒の活動としてつなげていければと思っています。