去る2022年12月16日(金)、東京都にある宝仙学園高等学校の高校1年生239名を対象として、出張キャリア教育プログラムを実施しました。
今回のテーマは、「人生の借り物協創」。
「多様性に富んだ経験を持つ大人と少人数で会話をし、大人の成功体験や失敗談を聞くだけでなく、自分の考えや悩みを話すことで、感じたことや得た気づきが自分の将来の少しのヒント(借り物)になってくれれば嬉しいです。」
との想いから、生徒さん自身で決めました。
遡ること1ヶ月、11月12日(土)にJSBN代表理事の真坂による講演を行い、その場でプロジェクトメンバーを募集。その結果、JSBNイベントとしても過去最多の51名の生徒さんが立候補で集まりました。今回は本番日まで1ヶ月しかなく、さらに試験期間により1週間活動ができない期間があります。当初、JSBNのサポートメンバー内でも本当に成功させることができるのか、不安視する声もありました。しかし、運営チームの中からさらに立候補で集まった10名のリーダー生徒を中心に急ピッチで作業を進め、無事に当日を迎えることができました。
当日は、平日のイベントにも関わらず現地参加23名、オンライン参加5名の計28名のゲストにご協力頂き、生徒さんは事前に配布したゲストの皆様の自己紹介シートを元に、自分が希望したゲストの方と双方向のセッションを2回行いました。
生徒さんからは、以下のような感想が寄せられました。
・いろいろな価値観を持ってる大人に出会えて新しい刺激をもらえました。
・とても楽しかったし、将来の不安が少し薄まった。
・何事にも興味を持ったら進んで取り組んでいきたいと思った。
・自分の視点を広げられる良いきっかけになった。
・新しいことに気づけて世界観がまた変わりそう。
まさに、今回のイベントでの気づきを “借り物” として、生徒さん自身の将来を “協創” していくことができたのではないかと思います。
サポートくださった宝仙学園高校の先生方、お力添えくださったゲストの皆様に、この場を借りて改めて心より御礼申し上げます。
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