7月28日(水)・29日(木)の2日に渡り、新潟県立長岡高校の1年生を対象に、「社会のリアルを知り、今の適正や興味以外にも広く深く自分について考え、目先の文理選択を必要に迫られたものとして捉えるのではなく、長期的な人生の一部として主体的に捉える」機会とし、新潟県初の出張キャリア授業を開催致しました。
28日(水)の1日目は、JSBN真坂代表の基調講演「激動の時代にイキイキ生きるために」を通じて、現代の日本と世界の状況、そしてこれからの時代に活躍するのはどんな人かを提示し、29日(木)の2日目は、JSBNメンバーのキャリアヒストリー「高校時代~社会人の今」、パネルディスカッション「イキイキ生きる社会人の文理選択とキャリアのリアル」を通じ、社会人各々の具体的な経験や考え方をお伝えしました。
参加した生徒からは、「色々な経験をすることでワクワクや得意を広げていきたい」、「偏差値の高い大学に進む事が良い訳ではない」、「勉強でも部活でも、向き合う事・やり続ける姿勢が大切」、「自分の限界を自分で決めない」、「楽しい事を見つけるだけでなく、自分から何事も楽しむ姿勢も必要だ」等の感想が寄せられました。
また、今回はオンライン開催でのチャレンジとなりました。「地方はオンライン化が遅れている、関東とは環境整備に大きな差がある」などと聞くことが多い中で、一部通信環境の乱れが発生したものの、大きな問題はなく実施することができました。
今回参加した社会人メンバーは、新潟出身という事もあり、日頃から各々で「新潟に自分たちは何ができるのだろう?」を考えていますし、今後の新潟を担っていくであろう長岡高校の生徒にとって、この企画を通じて「一つでも今後の人生の選択(目前の文理選択含む)におけるヒントになるものが得られる機会になるといいな」と、熱い想いを持って臨ませていただきました。今のご時世、新潟への移動が中々難しいですが(JSBNとしても対面実施できることが本望です)、オンラインでの実施も可能ですし、このイベントから、そして長岡高校から、今後、新潟県内でこういった動きが広がって行く未来にも期待しております。
最後になりますが、今回、JSBNに貴重な機会へのお声掛けと当日に向けて準備をしてくださった長岡高校の先生方、参加してくださった社会人のみなさま、改めて心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
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